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10年後どんな未来を描きますか?

社会人ゲストとしてヌベール学園の高校一年生に「仕事」についてお話し、「未来について」一緒に考えてきました。

私の仕事である「キャリア教育コーディネーター」の仕事について、高校生からのインタビューがありました。
・どんな仕事なの?  
・やりがいはどんな時に感じる?  
・なんでその仕事についたの?
高校生にとって「キャリア」という言葉も「キャリアウーマン」やのイメージで、どんな仕事をしているのか想像がつかなかったようです。

はじめに「キャリア」の語源として、ラテン語で「轍(わだち)」と言われている事、人生・生きていく中での「積み重ね」が「キャリア」と言われている事。その積み重ねの中で成長段階や学校のニーズに合わせてプログラム開発をしたり、企業と学校・地域を繋げ橋渡ししていくのが「キャリア教育コーディネーター」なんだよという説明に「そんな仕事があるんだ。」「知らなかった」と素直に発言してくれました。

世の中には2万8千という職業の数があります。私も知らない職業がたくさんある事。そして10年前はなかった仕事で、今後なくなる仕事があれば新しくできる仕事もある。
そのようなお話しをした後、未来について考えていきました。
・今あるものでなくなるもの? ・新しい職業について? ・どんな事を提供する人になりたい? などを一緒に考えました。 今あるものがなくなる?と考える事で、絶対なくなってほしくない事があるなど興奮して話す高校生もいました。
また、こんな質問をしてみました。
・便利な物がたくさんできて、ゆとりをもって生活できるんかな?
その回答では、便利になってももっと忙しくなると思うという意見でした。
・なんでそう思うの?
便利なものの修理とか、やらなければいけない事が増えてしまいそう。 高校生に考えるきっかけをつくりながらも私もいろいろ考えこんでいました。 高校生と社会人が話し合う時間に双方の学びがあり価値を感じます。 このような時間が「キャリア教育」であり、未来を考えながら社会に出ている「大人」も未来に何が残せるのか?
生きていく中で大切なものを改めて考える。そのようなきっかけであった時間だと感じました。